寒さによる夜間頻尿

寒さによる夜間頻尿

寒い季節になると、どうもトイレが近い・・・と感じる事はありませんか?今回は寒さが原因の夜間頻尿についてお話したいと思います。

寒さによる夜間頻尿の原因は二つあります。

理由の一つとして、汗の量が挙げられます。寒い季節はなるべく家にいますよね。寒いのでできれば外に出たくありません。買物も数日分まとめ買いをし、できるだけ外出を控えると思います。乾燥した冬場はインフルエンザなどのウイルスの活動しやすくなる季節ですから、そういったウイルス対策の為になるべく外気に触れたくないという方も多いでしょう。

しかし、そのような生活を送っていると、汗をかく事がありません。汗の量が減るという事は、体の水分の調節を全て尿に頼るという事になります。つまり、汗をかかない分、必然的に尿の量が多くなってしまうというわけです。これが、寒さによる夜間頻尿の原因の一つです。

寒さによる夜間頻尿の原因のもう一つが、血管の収縮です。

寒くなり血管が収縮すると、血行が悪くなります。血行が悪くなると泌尿器に十分に栄養がまわらなくなり、筋肉が衰えます。特に影響を受けるのが括約筋で、括約筋には尿を出したり止めたりするのに必要な筋肉です。その筋肉が衰える事により、尿をうまく排出する事ができず、夜間頻尿や尿漏れなどの症状が出てくるのです。

寒さによる夜間頻尿の治療法としては、汗をかく努力をするという事と、体をなるべく温めるという事が必要になってきます。

今はご家庭でも任天堂のWii Fitなどのゲームで、遊びながら汗をかき、体を温める事ができるものがありますので、冬場の夜間頻尿対策に取り入れてみるのも良いでしょう。