治療の一歩は検査から

治療の一歩は検査から

今まで、夜間頻尿の原因や尿漏れの原因などについて説明してきました。男性の場合は老化による前立腺肥大、女性の場合は更年期を迎えたことによる女性ホルモンの減少が主な原因という事も説明しました。

しかし、このような夜間頻尿や尿漏れの症状があっても、必ずしもそれが老化による頻尿とは限りません。

頻尿の病気の記事で説明した通り、頻尿の症状が出る病気はたくさんあります。夜間頻尿の治療法のカテゴリーでは、夜間頻尿や尿漏れなどの対策などを説明していますが、それはあくまで老化による頻尿対策です。ご自身の頻尿が老化によるものなのか、病気によるものなのかを突き止めなければ、頻尿や病気の根本的な解決にはなりませんので注意が必要です。

そこで、頻尿や残尿感などを感じたら、まずは泌尿器科に行かれる事をお勧めします。

以前私が頻尿になった時は腎臓結石でした。尿検査・血液検査・レントゲンはセットになっているみたいなので、泌尿器科に行けば色々な病気が分かります。ちなみに、私は検査の後暫くして結石が尿管に入り、激しい痛みを伴ったので入院しました。とにかく石を出さないといけないので、水をたくさん飲みました。治療の痛み、頻尿との戦いでした。石が体外に排出されてからは痛みも頻尿もなくなりました。

このように、頻尿の原因は様々です。

間違った治療法をし続けてしまうと、頻尿が治らないばかりか、他の病気が悪化してしまう事もありますので、まずは頻尿の原因を突き止めるところから始めましょう。